Windows10 回復オプション・回復ドライブのメニュー

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  • 1511
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  • ([0.5]2020-11-16)

Windows10 アイコンWindows10の回復オプション及び回復ドライブのメニューの解説とその操作です。


オプションの選択
続行
トラブルシューティング
PCの電源を切る


3.2.4 UEFIファームウェアの設定

Windowsが稼働するためのハードウェアの設定、一般にBIOS(バイオス)を呼ばれるファームウェアの設定を変更するためのメニューです。
近年のPCでは統一されたインターフェース仕様UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)の設定画面を呼び出します。
Windowsの[トラブルシューティング]のメニューとして対応できているのは[UEFI BIOS]のみなので、[トラブルシューティング]の[詳細オプション]の中に[UEFIファームウェアの設定]メニューが表示されない場合は、BIOSがレガシー(旧タイプ)になっているということです。
旧タイプのBIOS設定呼び出しは、PCメーカーごとに異なりますので、PCの取扱説明書に従ってBIOSを起動することになります。
(画面はUEFI対応のDELLコンピュータの例です)

(1)「UEFI ファームウェアの設定」(BIOS)の呼び出しを行う旨のメッセージが表示されます。
[再起動]をクリックすると、「UEFI BIOS設定」へ進みます。

戻るUEFIファームウェアの設定
再起動してUEFIファームウェアの設定を変えます
再起動

(2) PCが再起動され「UEFI BIOS設定」プログラムが呼び出されます。
  画面が変わるまで待ちます。
PC再起動中
 UEFI BIOSの設定が起動すると、以下のような画面になります。
操作はキーボードのみで、マウスは対応していません(使えません)。
UEFI BIOS設定の詳細はPCに付属の取扱説明書をご覧ください。
[Main]タブ
UEFI BIOS Mainタブ
[Advance]タブ
UEFI BIOS Advanceタブ
[Security]タブ
UEFI BIOS Securityタブ
[Boot]タブ
UEFI BIOS Bootタブ
[Exit]タブ
UEFI BIOS Exitタブ
「Exit Saving Changes」、「Save Change Without Exit」を選択すると、BIOSの設定変更が保存されます。
設定画面の終了後は、PCが再起動となります。
BIOSの設定に変更がある場合は変更された設定で起動します。



3.2.5 コマンド プロンプト

高度な修復作業のため、コマンドプロンプト(cmd.exe)を起動します。
コマンドプロンプトはスタートアップ設定にもありますが、スタートアップ設定のコマンドプロンプトは、セーフモードで起動したWindows(通常 C: ドライブ)上で動く cmd.exe なのに対して、こちらのコマンドプロンプトは修復専用に起動したドライブ(X: ドライブ)上で動く cmd.exe です。そのため、セーフモードでは扱えなかった修復作業も可能になります。

(1) PCが再起動され「コマンドプロンプト」プログラム(cmd.exe)が呼び出されます。
  画面が変わるまで待ちます。
PC再起動中

(2)「コマンドプロンプト」のプログラムが起動するとこの画面が出ます。
PCに設定されているアカウントが表示されます。
アカウント名をクリックすると、次の画面(パスワード入力)へ進みます。
複数のアカウントが設定されている場合には、修復するアカウント名をクリックします。なお、修復に使用するアカウントは、「管理者(Administrator)」アカウントでなければなりません。
アカウント名、パスワードでつまづいた場合には、「パスワードを忘れた場合、またはアカウントが表示されない場合」へ進みます。

コマンドプロンプト
続けるにはアカウントを選んでください。
アカウントの選択
パスワードを忘れた場合、またはアカウントが表示されない場合

(3) 次にパスワードを入力します。パスワードを設定していない場合は空欄のままです。
[続行]をクリックします。

戻るコマンドプロンプト
パスワードを入力してください。
キーボードレイアウトの変更続行

(4)「コマンドプロンプト」ウィンドウが表示されます。
 コマンドプロンプトではGUIは無効になり、操作はキーボードからコマンドを入力して操作します。マウス操作は有効ですが、画面の最小化、最大化、閉じる、スクロール程度です。
Windows10 のコマンドライン操作になります。
操作の詳細については、インターネット等で Windows10 のコマンドライン操作をお調べください。
「コマンドプロンプト」ウィンドウ
コマンドプロンプト画面は、 exit [Enter] 又は [×] クリックで閉じると終了します。
コマンドプロンプト終了後の戻り先は、回復オプションの初期メニュー画面です。
なお、コマンドプロンプト終了後、続けてコマンドプロンプトを開いた場合はアカウント選択とパスワードの入力は省略されます。

「回復オプション」初期メニューへ

(5)「パスワードを忘れた場合、またはアカウントが表示されない場合」をクリックすると、以下のメッセージ画面が表示されます。
メッセージの文を読み、対応を決めます。

この一覧には、このPCにサインインしたことのある管理者アカウントだけが表示されています。標準ユーザー アカウントとドメイン アカウントは表示されていません。修復と復元のツールを使うには、管理者としてサインインしてください。これらのアカウントのパスワードを持っていない場合は、再起動して Windows にサインインすると、ユーザー アカウントを管理できます。

戻るコマンドプロンプト
パスワードを忘れた場合、またはアカウントが表示されない場合
再起動